WordPress+不動産プラグインを使ったサイト作りの過程で今気にしていること。

WordPress と 不動産プラグインを使ってサイト作成作業をしていますが、プロじゃない自分がサイト作成するにあたって、現時点で気にしていることをメモ。当ブログで既出のものも含まれています。また、サイト作成というよりサイト運営面の項目もあります。

いずれにせよ素人の考えです。また、サイトコンセプトについてはここでは書いておりません。

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Creative Commons License credit: propertysnaps

 

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1. できるだけデフォルトに近い形で使う。

デザイン(CSS)を除き、phpファイルなどには極力手を加えないで作成しようと思います。

WordPress のカスタマイズについては、多くの情報がネット上にアップされていて、とても参考になります。「できないかなあ」と思ったことは、これらの情報を収集すれば多くの場合実現できます。

でも、Web屋さんでない限り、あまり手を広げすぎるのは得策ではないと思います。情報をちゃんと理解しきれないまま、ただソースコードをコピペしてうまくいったとしても、あとでうまく動かない部分に気付いたりしてすぐには解決できないような場合、時間の大きなロスになる可能性があります。稼動後だったら時間だけではなく売上機会を逃してしまう可能性もあります。

また、売上機会を逃すだけでなく、サイトにセキュリティ上の問題があれば、お客さんに迷惑をかけてしまうことにもなります。

不動産サイト構築には他にも選択肢があって、サポートが来店してくれるものもあるでしょうし、Web屋さんに依頼する場合も、多くの場合アフターケアを頼むことができるでしょうが、自分で全て作る以上、全て自分で対応し続けなければなりません。

もちろん、WordPressもセキュリティ上の脆弱性が発見されたりすれば、アップデートが行われますし、セキュリティを向上させるためのTipsなどもいくつかありますから、自分自身がしっかりした意識を持っていることが一番大事だと思います。

ただ、WordPress本体やプラグインのバージョンアップを適用した後に、カスタマイズした内容を復元するのがいつも簡単だとは限らないと思います。かといって、旧バージョンにセキュリティホールがあることをわかっていていつまでも使い続けるのは、企業としては問題があると思います。自分自身がプロであるとか、WordPress に精通するための時間を割くことが可能であるとか、プロに有償で依頼できるとかでない限り、バージョンアップに楽に対応できる状態で作成するのが得策だと思います。

WordPressを使って自分自身でサイトを作るのは、単に費用節約のためではないのですが、費用節約という面から考えただけでも、注意しておかないとかえって高くつくことになる気がします。

 

2. バックアップをきちんとルーティン化、または自動化。

サイト作成・運用に限らず、データのバックアップは重要ですよね。今までの業務でも、作成したファイルを何箇所かに分散させて自動的にバックアップするようにしていましたが、もっと意識的に仕事の中に、データベースのバックアップやカスタマイズしたテーマファイル、物件データや写真データの分類管理等、できるだけ手間をかけず、かつセーフティに行いたいところです。

 

3. SEOは最低限で。

サイトのターゲットに一度は訪問してもらわないといけないので、SEOはある程度考えます。

問題はどこまでをターゲットだと考えるかだと思います。「あわよくば」的な発想で、ついついターゲットを広く設定しすぎると、あれやこれやとやりたくなりますが、相当狭く考えないと不動産ポータルより上位にランクするのはそもそも難しいでしょう。不動産ポータルとSEOで戦っても意味はないと思います。

絞りに絞った設定のターゲットが一度来てもらえばいい、というところでSEOを意識するのは終了、で良いと割り切っています。

後はコンテンツとユーザビリティ。これらに傾注することで、リピートしてもらえること、ナチュラルリンクをもらえることを目指します。これ自体が王道のSEOだと思いますし。

これが一番難しいですが、ここを頑張るのは必須だと思います。

 

4. 不動産プラグインシリーズの他のプラグインを入れるかどうか。

不動産プラグイン本体以外にも、nendeb さんからは不動産サイト構築のためのプラグインがリリースされています(いずれも不動産プラグイン本体の利用が前提)。それぞれ利用するかどうか現時点での結論を書いておきます。

(1) 不動産会員プラグイン(無料)

会員登録した人にのみ、いわゆる「会員限定物件」の閲覧を許すという機能を追加できます。

ただ、色んな不動産会社のサイトで「会員限定物件」ってありますが、あれは何なのでしょうか。自社が元付けになっている物件はあるでしょうね。でも、そうじゃないものもたくさんありそうです。「会員には公開していいよ」っていう元付の承諾ってあるんでしょうか…。

※東日本レインズの「レインズ情報取り扱いガイドライン」(2010.11.18)より抜粋
(リンク先はPDFファイルです)


【違反事例③】
自社ホームページに会員登録制度を設けて、氏名、アドレスのみが登録された特定者に対してIDやパスワードを発行し、元付(登録)業者から承諾を得ていない物件情報を含んだ自社のデータベースをID取得者が自由に検索できるようにする。
→→氏名やメールアドレスを取得しただけでは依頼者とは言えません。依頼者でない提供は広告ですので、元付(登録)業者の承諾が必要です。また、会員が意向の確認や条件の把握をしているため依頼者と言える場合であっても、このような提供方法は、会員が情報を選択しているとは言えませんので、違反となります。

【違反事例④】
自社ホームページの会員登録制度で、「登録した者は顧客(依頼者)とみなす」と規約でうたって、これを根拠に機構の物件情報を元付(登録)業者の承諾を得ずにすべて登録者に提供している。
→→規約でうたってさえいれば、会員登録制度で登録した者が依頼者として扱われるものではありません。

どうなんでしょう…。良く調べておかなければいけませんね。

それはさておき、弊社としては「非公開物件が見られる」というメリットで会員を誘引するつもりはないので、このプラグインは要らない気がします。

結論:弊社としては不要。

(2)マッチングメールプラグイン(¥29,000)

会員が希望条件を登録しておけば、条件に合った物件の登録・更新時に自動的にメールを送るプラグインです。ちなみに、このプラグインを使うには、上記(1)の「不動産会員プラグイン」が必要となります。

確かに効率は良くなりますね。

ただし、ポータルと同じような機能をポータルと同じように自動システムで行うことに意味があるのかは疑問もあります。

むしろ、こちら側がお客さんにマッチした物件を、効率よく見落としなく見つけ出してアクションできるような仕組みを考えた方が良さそうです。

結論:弊社としては不要。

(3)不動産マッププラグイン(¥29,000)

Googleマップ上に登録した物件を表示させ、サイト訪問者がマップ上で物件検索を行えるようにするプラグインです。

マップを動かしながら物件を探し、またマップ上の物件を条件検索で絞り込むこともできます。物件種別によって表示されるマーカーも異なります。

不動産会社の設定商圏が一定以上に広く、またサイト訪問者の探索範囲も一定以上の広がりを持っている場合には有効だと思います。Aエリアを探しているが、Aエリアよりも良い条件の物件があれば、隣接するBエリアでも構わない、という探し方をしている場合です。

あるに越した事はないと思いますが、私としては商圏を非常に狭く設定するつもりなので、不要と判断しています。設定商圏での取扱い物件量(密度)をわかりやすく表現するという目的なら使うのもありだと思いますが。

尚、不動産プラグイン本体だけでも、個別の物件詳細ページではGoogleマップ上の所在地表示はされます。

結論:弊社としては不要。

(4)不動産携帯プラグイン(¥29,000)

WordPressサイトをガラケーに対応させる超有名プラグイン Ktai Style の利用を前提として、不動産プラグインを導入したサイトをガラケー対応にするプラグインです。

ガラケー対応は正直微妙ですが、次の(5)との関係で導入するつもりです。

結論:導入する。

(5)WPtouchプラグイン用のテンプレート(無料)

こちらは、WordPress のサイトを簡単にスマホ対応にする定番プラグインWPtouchプラグイン用のテーマです。

無料でこれ単独でも使えますが、広告表示がされ、また不動産サイトとしての表示もいまひとつです。上記(3)の不動産携帯プラグインと併用すれば、問題なく使えそうです。

スマホ対応は必須だと思いますので、不動産携帯プラグインを導入した上で使おうと思います。

結論:導入する。

※ガラケーやスマホへの対応については、正直なところ「物件検索のできる」不動産サイトにどれくらい意味があるか、という疑問もあります。PCサイトをただそのまま対応させるだけでは、「無いよりはあったほうがまし」というレベルです。これらへの対応は、PCサイトとは別の考え方(別サイトを作るぐらい)で臨むべきかもしれません。が、今は余裕がないので上記の結論です。

nendeb さんには不動産プラグインで大変お世話になっていると(勝手に)感じているので、有料のものも使わせて頂こうと思ってはいるのですが、結局有料なのは不動産携帯プラグインのみ。¥29,000です。すみません。

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尚、WordPress のマルチサイト機能に対応した「不動産プラグインマルチサイト」がクラウドサービスとしてリリースされると予告されています。これもまた弊社では使う予定はありませんが、物件種別ごとに複数サイトを運営するような場合には検討余地がありそうです。

 

5. SSL導入について。

不動産会員プラグインは使わないとしても、会員制度自体は持ちたいと思っています。個人情報送信等を受けるので、SSL証明書を取得するかどうか検討中です。

サーバーによって、SSLが使えるかどうか、共用SSLのみか、専用SSLも使えるか等に違いがありますが、専用SSLまで対応できるサーバを使っています。共用SSLはセキュリティ上不安な部分があることや、利用できるURLに制限があることなどから、共用SSLを使うくらいなら潔く(?)SSLを使わない、という手もあります。

専用SSLを使う場合、SSL証明書の取得費用は、VeriSignなどを入れると馬鹿にならない費用になってしまいがすが、安いものを選べば年額1万円程度取得できるものもあるようなので、こちらを検討中です。決済機能を入れるわけでもないので高価なものは必要ないかなあ、と。言葉は悪いですがアピール代という面もあります。

 

6. 他の WordPress のプラグインで導入するもの。

現時点で導入しているもの(あるいは導入予定のもの)を列記しておきます。力尽きてきたので、分類と名前の列記のみです。すみません。

(1)アンチスパム

Akismet
Really Simple CAPTCHA
SI CAPTCHA Anti-Spam

(2)セキュリティ

AntiVirus
TAC (Theme Authenticity Checker)
WP Security Scan

(3)データベース関連

WP-DBManager
DB Cache Reloaded Fix

(4)SEO・アクセス解析・ping

Google Analytics
Google XML Sitemaps
Wordpress Google Analytics Reports
post-views
cbnet Ping Optimizer
No Self Pings

(5)外観

Category Order
Custom-More-Link-Complete
My Link Order
WP-PageNavi
PS Auto Sitemap

(6)モバイル対応

Ktai Style
WPtouch

(7)投稿関係

TinyMCE Advanced
Simple Tags

(8)その他

Contact Form 7
wp-jquery-lightbox
WP Social Bookmarking Light
RSS Footer
WP Maintenance Mode
One-Click Child Theme
WP Multibyte Patch

結構いっぱい…。

 

◇◇◇

とにかく、「費用節約」が目的でWordPress+不動産プラグインを選択するなら、本当の意味で節約になるのかどうかは慎重に検討する必要があると思います。スパッとお金を払って不動産業務支援システムとかを導入する方が、メリット・効果があり、結果的に安上がりという場合もあるだろうとは思います。

私がWordPress+不動産プラグインを選んでいるのは、不動産業が未経験なので試行錯誤しながら仕事を進めることになると予想しているからです。サイトのあり方についても何度も修正するでしょうし、自分のアイディアをタイムラグなく反映したいとも思います。これが主な理由です。一度作れば済むのであれば外注する等したと思います。まあ、資金的に大きな余裕があれば、何度やり直すとしても外注するかもしれませんが。

どっちにしても、そのシステムで実際に稼動しているサイトを確認して、費用に見合うものかどうか検討するのが一番だとは思います。また、デザインも機能もいくらでも追加していけますが、本当に自分がやろうとしているビジネスに必要なものなのかどうか、冷静に考える必要もあります。

どのようなサイトにするかはとても重要だと思っていますが、不動産業はサイトだけで完結するビジネスではないので、サイトのコンセプトと機能に見合った動きを人間の方がちゃんとできるのか、という点を忘れないようにしなければいけません。

 

と自分に言い聞かせつつ、今回はこのへんで。

 

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

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