不動産サイトのコンバージョン率(賃貸仲介)

長らく書いていないので、サイトに関することを書いてみます。

300 Baud © by Martin Cathrae

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賃貸サイトを立ち上げて半年も経っておらず、まだ大した分析はできませんが、今日はコンバージョン率について書きます。サイトを使って反響を取ろうと考えるなら意識すべき数値だと思います。知っている人には当たり前、という内容しか書けないのですが、簡単に整理してみます。

 

1. コンバージョン率はサイトの成果を計る指標

インターネット上には色々なサイトがありますが、多くのサイトにはそれぞれに得たい成果(コンバージョン)があるはずです。あるサイトへのアクセス等のうち、どれくらいの割合でこの目標に到達しているのかを示す指標が「コンバージョン率」です。

コンバージョン数  ÷  アクセス数(等) = コンバージョン率

※アクセス数(等)と書いたのは、この部分を、訪問数(visits)にしたり、ページビュー数(pageviews)にしたり、ユニークユーザー数(unique visitors)にしたりと、バリエーションがあるらしいからです。コンバージョン率を出すことで何を得たいのかによって変わるのでしょうね。私としてはユニークユーザー数を採用するのがしっくり来ます。

 

2. 不動産サイトのコンバージョンは反響 

オンラインショップなどでのコンバージョンは、「実際に購入すること」と設定することが多いでしょう。

賃貸仲介の不動産サイトの成果(目標)の考え方は色々あるかも知れませんが、ここではとりあえず、掲載物件への反響と会員登録(いずれも顧客側が氏名やメールアドレスその他の個人情報を提供するような行為)だとしておきます。

 

 3. Google Analytis でコンバージョン率を計測する

上に挙げたような成果が出た時にアクセスするページ(「お問合わせありがとうございましたページ」とか「登録ありがとうございましたページ」とか)のURLをGoogle Analytics で設定しておくと、コンバージョン率がわかるようになります。

 Google Anlytics では、

目標の完了数 ÷ 訪問数(visits) = コンバージョン率

となっています(デフォルトでこうなっています。カスタマイズも出来るかも知れませんが面倒でやってませんから定かではありません)。

Google Analytics のデフォルトなので、一般にコンバージョン率が語られる時は、たぶんこの「訪問数(visits)」を採用している事が多いんじゃないのかなと思います(自信はありません)。

 

4. 平均的なコンバージョン率って?

サイトを運営していると、一般的なコンバージョン率はどれくらいなのかなあ、と気になります。しかし、業種別サイトのコンバージョン率平均など、良くわかりません。時々Eコマースサイトのコンバージョン率などが出ていたりしますが、ああいうのは本当の数値なんでしょうか。

不動産HP制作会社とか、SEO会社とかのHPやブログなんかに、不動産サイトのコンバージョン率はこれくらいが目安、みたいなことが書いてあることもありますが、あれも業界全体を示しているのかどうか、よくわかりません。もちろん、実際に依頼された会社のサイトの平均値とか、最高値なんかを把握しているのでしょうから目安になるはなるのかも知れませんね。

ソースを示さず恐縮なのですが(もう忘れてしまって再び探すのが面倒なので…)、サイト作成前に色々見た上で、目標にしていたコンバージョン率は1%です。

訪問数100に対して反響数1。1日の訪問数が100なら毎日1件の反響がある計算です。

 

現在、わが社のサイトのコンバージョン率は1.28%。1%という目標自体にたいした根拠もないのでなんとも言えませんが、一応自分の目標設定よりは上回っているので今はよしとしています。また、アクセス数は少しずつ増えていますが、この2ヶ月間、コンバージョン率は大きく変動していないので、それもよしとして今は静観しています。

※ アクセス数は公開しませんので質問しないでくださいませ。

 

 5. アクセスが増えてもコンバージョン数が上がらないなら意味がない

コンバージョン率が一定だと仮定すると、アクセスを増やす施策に成功すればその分反響は増えるはずですが、実際にはそうならないはず。正しい言い方かはわかりませんが、アクセスの質が問題になってくると思います。

いくらアクセス数が増えても、コンバージョンに結びつかないアクセス(勝手に「不良アクセス」と名付けます)なら意味がない。サイト作成する時も、コンテンツを増やす時も「不良アクセス=ノーカウント」で考えています。

 

例えばこのブログ、昔書いたスマホのGoogle Searchネタにはいまだにたくさんのアクセスがあります(長らく「良く読まれている記事」1位に居座っています)。

このブログにはそもそも成果という考え方は全くないのですが、仮に、少なくとも不動産業(WordPressもありましたね…)に関心のある方の何らかのアクションをコンバージョンと設定するなら、純粋なスマホネタでのアクセスは「不良アクセス」です(アクセスしている方が「不良」という意味ではありませんよー)。

極論すれば、目標につながらないアクセスは、そのサイトの目的からすれば無いのと同じです(厳密な意味では全く意味がない訳ではないと思いますが)。

 

そう考えると、コンバージョンにつながりやすいアクセスはどのようなものか分析することは大切なのだと思います。一番大きいのは、検索トラフィック(あるいはAdwords)におけるキーワードのうち、どれがコンバージョンに繋がっているかをチェックすることです。

Google Anlytics ではこのデータも見ることができます。

 

 6. ひとりでやるんだから、1個ずつ地道に解決していくしかない。

Google Anlytics を使って、直帰率や平均PV数、検索キーワード、リピーター率などを知る事は大事だと思います。Google ウエブマスターツール と合わせ利用していますが、毎日は見ていません。よほど重大な問題がない限り、見たところで改善する時間的余裕がないですし、今は問合せを増やすことよりも、成約率を上げる方が大事だと考えているからです(Eコマースサイトとは違って、本当の成果はサイトの外で上がるのですものね)。

それでも、そんな風に考えられるのは、サイトが一定のコンバージョンをあげてくれているから。わが社にとってサイトは唯一の入口です。ここが全然ダメなら、ここを何とかすることがまず先決、ということになるはずです。すごくうまくやっているとは思えませんが、当初はもっと厳しい結果を覚悟しており、そこから見ると少し安心しているので他の課題に取り組める、という感じです。

売上に関して言えば、

成約数 = サイト訪問数 × コンバージョン率 × 来店率 × 成約率

売上高 = 平均客単価 × 成約数

ですから、それぞれの率を上げなければ売上は上がりません。率を上げる以外にも平均客単価を上げる施策なんてこともあるでしょう。「良質な」訪問数を増やす施策も。でも、ひとりぼっちでやっている零細企業が、全てを一度に改善出来るわけありません。

1個が大丈夫そうなら、次の1個、また次の1個、と地道にやるしかないと思っています。

 

 7. よそと比べるよりも自社サイトのコンバージョン率の変動を気にする。

そんなやり方の中で、サイトがきちんと働いているかどうかをチェックする重要指標としてコンバージョン率を意識している、という感じです。

不動産サイト、特に賃貸は、季節によってアクセスの変動が大きいと思います。それは仕方のない事ですが、コンバージョン率は常に一定水準以上を保ちたい、と思います。

世間のサイトのコンバージョン率と比較するというよりも(というか比較しようがない気もします)、自社のサイトのコンバージョン率の変動を意識する方が良いのではないか、と思っています。

 

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

8件のコメントが “不動産サイトのコンバージョン率(賃貸仲介)” にあります

  1. コンバージョン率は賃貸なら繁忙期で1%、通常期で0.5%というのが一般的な用です。ネット戦略はURLが参考になるかと思います。ノウハウメルマガは偽名で捨アドでどうぞ。ただ個人的には複数サイトの立ち上げは諸刃の剣かと・・・

    1. 参考になる情報ありがとうございます。
      アクセスは当然としても、コンバージョン率も季節変動が大きいならきついですね。なかなか難しいでしょうが、季節変動を抑える工夫をしたいです。

      最近サイトは最低限のメンテだけで何もできていないのですが、落ち着いたら少し集中して取り組みたいと思います。

      また宜しくお願いします。

  2. 私はそもそもアクセスの少なさに悩んでいます。リスティングも出していますが・・・。

    先日のセミナーで聞いた話。

    業界一位のnomu.com では300万/日 コンバーション率3%という脅威の数値とのこと。
    セミナーの講師いわく一般的な賃貸サイトのコンバーション率は0.01%とのことですので、
    グリフィンさんはかなりいいのでは。さすが、作り込んでいる(想像ですが笑)だけあります。
    会員登録→アクセスを30%がサイトの目標だと言っておられました。
    既にご存知かも知れませんが、各物件ページを?&URLにするのは、
    検索上よろしくないとのことです。聞きかじりで恐縮ですが。

    1. 0.01%というのは低すぎる気が…。講師の方の言い間違いじゃないでしょうか(わざと言い間違えてたりして(笑))。

      諸説色々あるものの、実際は0.5~0.7%ぐらいが平均、大手ではなくても特に優れたサイトは2.0%ぐらいじゃないかなあと推測し(結構いい加減な推量ですが)、1.0%を一応の目標にしました。実際に運営してみて、体感的には平均値はもう少し高いのではないか、と感じています。

      URLの件、たぶん動的URLはSEO上不利、という話だと思いますが、今はあまり関係ないかも知れません。私の実感としても感じないです。

      不動産プラグインはWordPressのパーマリンク設定をデフォルトで使わなければならないので、どっちにせよいじれないですが、個別の物件ページはもちろん、物件検索結果のページ(むっちゃ長くて?とか%とか=とかがいっぱい入っているURLです)も、問題なくGoogleにインデックスされていますし、キーワードによっては上位表示されているので、気にしなくても良いと思いますよ。

      Googleが重視しているのは、「そのキーワードでアクセスした人にとって役立つサイトかどうか」で、それを判断する指標として「サイト名やページタイトルにキーワードが含まれているか」「本文内にキーワードが適度に含まれているか」をチェックしていると思います。特にサイト名やページタイトルは重要かも。

      少しでも参考になれば。
      もくさん、応援しています!

    2. 釈迦に説法でしたね。。
      逆に勉強になりました(笑)

      見に来た人が為になるサイトを作らないと行けないですね。
      頑張ります。

    3. いえいえー、生意気言ってすみません。

      サイトを作る前は全然知識がなかったんですが、サイト作りながら、かなりしつこく調べたんです。それで思ったのは、結構間違った情報や古い情報が溢れかえっているなあと。結局最後はGoogleのヘルプをちゃんと読むのが一番いい気がしました。

      また宜しくお願いします。

  3. 何となくわかりました(笑

    それだけの知識があって、ネットに力入れれていれば、そっちは大丈夫でしょう。

    あとは商品の仕入れを上手くやれば、売上あがると思います。

    僕も今ホームページを作っているところです。この記事の内容を意識してみようと思います。

    1. まさに、現在の最大の壁は商品の仕入れです。
      実際の問合せ対応や、案内をしていると、やはり簡単に入手できる商品は売りにくい商品が多いな、と思います。ここを何とかしないと、来店率も成約率も厳しいと感じています。
      逆にここがしっかりしていれば、サイトの施策を強めていけば結果が出るのでは、と思います。

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