テナント専門みたいになってます。

長らく放置していてすみません。 まとまりがなくなりそうですが、少し近況報告を。

A slice of a small town © by faungg

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かなりバタバタしましたが、何とか家族の引越しも完了し、こちらでの生活も落ち着いてきたところです。

不動産屋をやっていて言うのもなんですが、転居って色々大変ですね。それだけに、それに関わる仕事をする人達の応対やサービスの内容は大事だなあ、と実感もしました。

特に、今回印象深かったのは、家の方を担当してくれた引越し屋さんの現場責任者の方。私自身は、電話で話しただけなのですが、家族からの話を聞いてみてもものすごく良い方でした。

自分の目で見ていないので詳しくは書けないのですが、とにかく「血が通ってるなあ」と感じさせてくれるような配慮。妻がめずらしく(笑)褒めちぎっていました。疲れや不安でいっぱいだっただろう家族が、「本当にいい引越し屋さんだったなー」とニコニコしながら何度も口をそろえて言うのですから大したものです。

マニュアル通りの「親切」「丁寧」は溢れかえっていますが、人を感動させるようなサービスは、仕事をする人の「血の通った」仕事に対する姿勢なんだなあ、と当たり前の事だとは言え、改めて考えさせられる経験でした。

 

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さて、やはり居住用賃貸の問合せは随分と減りました。しかし、店舗・事務所の問合せはコンスタントにあります。

自分で設定している狭い商圏についてお客さんに説明をしてはいるものの、お客さんからの要望で、商圏を大きく超えて案内することも増えてきて、ちょっと非効率だったり、自分の土地勘がまだまだなのは課題です。

特に店舗に関しては、お客さんにとっては、いわば生活がかかっている選択です。お客さんのビジネスについて余計な口出しはしないように意識して自重はしているのですが、それでも、物件の立地について自分自身が自信を持って評価できなければ私自身が不安を感じます。調べればわかることもありますが、それだけではなく、その場所の「空気感」というか、感覚的なものが身についていないのは自分自身かなり引っかかるところです。お客さんには、そういう私の限界は正直に伝えるようにしています。

 

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事業用ですぐに決まるものは多くはありませんが、とあるビルに関しては、弊社のお客さんで3室連続で埋まる予定です。

この3室は長く空いていて、問合せも2ヶ月に1本くらいしかなかったのですが、何故か1週間ぐらいの間に3件の問合せが弊社宛てにありました。広告の仕方など何ら変えていないのですが。

ビルの管理もされている元付会社さんと話していたら、「不動産って、不思議なものでそういうことって時々あるんですよねえ。」とのこと。

 

この元付さん、家族経営の小さな会社ですが、非常にきっちりされている一方、色々と配慮も融通もして下さり、また、経験も豊富でこの地域にも精通しています。お客さんの要望について交渉したり、契約条項の相談をさせて頂いても、非常にクリアで信頼できます。

色々な同業者さんとやりとりしましたが、これはかなり良い出会い。3室順調に埋まれば、この元付さんへの弊社のアピールにもそれなりになるんじゃないか、と期待もしています。

 

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そう言えば、弊社事務所のビルオーナーさんの物件、まだ埋まっていませんが、オーナーさんんから、ビルの入口に「テナント募集」の掲示をしてもいい、と言ってもらいました。以前は、掲示は嫌いだからしない、とおっしゃっていたので、ありがたいことです。

それから、近隣のテナントビルのオーナーさんが、空室の鍵を弊社に預けてくれました。以前、空室募集の依頼(もちろんあちこちに回っておられるのですが)で来店されて雑談をしたことがあっただけなのですが、「決まるまで預かっといて」ということで持ってきてくれました。

また、HPからの問い合わせ以外に、お客さんからの紹介も少しずつ増えてきました。これもまた、多くは事業用賃貸です。

4月以降も居住用が少しはあるのですが、実感としては事業用ばかりやってる気がします。結果的にそうなっているだけなのですが、少し前から、こちらから「テナント専門」的な仕掛けをした方が良いかなあ、と思ったりもしています。

また、事業用の小規模物件を自主管理しているオーナーさんもそこそこいて、募集に関して弊社が預けてもらう余地は結構ある気がします。一般的には、媒介を取りに行くべきだとは思うのですが色々と考えるところもあり…。

 

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話はそれますが、事業用賃貸にあたって火災保険(借家人賠償責任付)の加入を必須にしていることが殆どですが、居住用と違って元付指定の保険でなくても良いことが多いです(私の経験の範囲に過ぎませんが)。そうすると、ほぼ100%うちで保険に入ってくれます。

手数料収入なんて大したことはありませんが、更新もあるので溜まって行けば少しぐらいは売上に貢献するかも知れません。

面倒かなと思いつつも、お客さんにとっての利便性を考えて保険代理店になっておいたのですが、慣れてしまえば大した手間もなく、お客さんからの相談にもすぐに答えられるというメリットは大きい気はしています。

 

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短期間に、上のテナント3室の件や、オーナーさんの件、あるいはお客さんの紹介が複数あったりと集中し、4月はそういう時期なのか?と開業してからの「初」4月を過ごしており、それなりに忙しいです。

ただし、売上単価は高くなく、順調なんて言えるレベルには届いておりません。

 

HPのメンテも、物件情報更新をギリギリやっているレベルで、アクセスは減りも増えもしません。アクセス増の施策をしたいものの手が回っていません。お客さんへの手動メールもかなりギリギリ。また、売買HPを作り始めましたが、こちらも放置気味です。業者回りも新たにしなければと思っております。

方向性について大きく舵を切るのはもう少し先かな、とは考えてはいますが、日々に流されている感もあります(随分前からそんなこと言ってる気もします)。

 

少し落ち着いて考えたいところです。

 

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

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