WordPressサイトのメンテナンス。503コード。

メリークリスマス。

By: Tracy B.

私、「完膚なきまでに」と言っていいほどの無神論者でありますが、かといって浮世の通俗的年中行事から無縁でいられるわけもありません。かつては、クリスマスプレゼントを用意する時間を捻出するのが難しく、いつも真冬なのに汗だくになって慌てて奔走しておりましたが、今はネットでポチっとすれば、翌日には届く時代。便利になったものです。「あの時は、慌てて買いに行ったけどどこにもなくて、電話しまくってやっと探し当てた店に閉店前に猛ダッシュしてすべりこんで、店員さんが親切で…」みたいな思い出はなくなりましたが…。

一方で、未だに本当のネットの便利さには程遠い感じの不動産界隈。なんとなく、「他を出し抜こう」的なサービスばかり元気が良く、他のネット利用は中途半端感が否めない気がするのは私だけでしょうか。弊社もネット集客が主なものですが、なんというか「薄い」お客さんも多いのが現実で、新サイト作成途上でやはり悩んでしまう日々ではあります。

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1. 新サイトも、WordPress + 不動産プラグイン、テーマはTwenty Fourteen 。

現在作成中のサイトは、WordPress + 不動産プラグイン という相変わらずありがたい組み合わせです。やっぱり、不動産プラグインは簡単に物件検索・物件表示を無料で実現できる優れもので、ひたすら感謝感謝です。

リンク : WordPress 不動産プラグインで不動産ホームページ

かつて賃貸サイトを作った時は、結局不動産プラグインの有料テーマを購入して手直ししたのですが、今回は、WordPressのデフォルトテーマTwenty Fourteen を使って作成しています。

やはりスマホ対応は欠かせないところでして、弊社の賃貸サイトでも、この1年で見ると、46%がスマートフォン等、8%がタブレット、46%がデスクトップからのアクセスと、今やモバイル端末が半数を超えるところまで来ています。

ちなみにこのブログは39%がスマートフォン等、5%がタブレット、56%がデスクトップで、賃貸サイトよりもデスクトップ率が高いです。やはり不動産サイトはスマホ率が高いんでしょうか。

Twenty Fourteen はレスポンシブなテーマで、端末に合わせて表示が最適化されるわけですが、デフォルトのままだと、ブログならまだしも、企業サイトとして利用するにはデザイン的には向かない感じ。そこそこCSSの手直しが必要ではありますが、そんなに大変ではありません。

他のテーマでは不動産プラグインを入れるとうまく機能しないことが多く、PHPコードなんかもいじななければならなくなる場合があので、Twenty Fourteen や Twenty Thirteen、Twenty Twelve 、Twenty Eleven などのWordPress デフォルトテーマが良いかなあと思います。

賃貸サイトの方も(というより先に)、レスポンシブに変えるべきだとは思うのですが、現在稼働しているサイトを大幅手直しするのはちょっと大変ではあります。しかし、どこかでやらなければならず、年末年始休暇中の深夜なんかが候補ではあるのですが、ちょっとしんどいですね。でもやろうかな。

2. メンテナンス中は503コードを返す。

(1) メンテナンス中に404コードを返さない。

サイトメンテナンス中はサービスを停止するわけですが、この際、来訪してくれた方に対してはもちろんですが、Google のbot なんかにも、メンテナンス中だということを知らせなければなりません。

ほんの少しだけの時間なら良いですが、何時間ものメンテだと、その間に何度もクロールされる可能性があり、その間例えばHTTPステータスコードで404(Not Found)を返し続けてしまうと、bot にページが無くなったと判断されて順位が圏外に飛んでしまったりする可能性もあるからです。

まあ、復活すれば順位も復活することが多いのでしょうが、出来ればそうならないのが一番。HTTPステータスコード503(The service is unavailable サービス利用不可)を返して、「何らかの理由でサイトが一時的に利用できなくなっている」ということを伝えます。

(2) プラグイン WP Maintenance Mode なら簡単。

メンテナンス中に、503コードを返す方法には色々あるようですが、WordPressならプラグインを使うのが簡単です。

私が使っているのは、WP Maintenance Mode 。

メンテナンスモードに設定すると、サイトにアクセスしても 「Maintenance mode 」と表示されます。この表示は自分でカスタマイズ可能で、ページの背景画像などの設定も可能です。シンプルな機能ですが、メンテナンスモードは頻繁に使うものでもないしこれで十分だという気がします。

肝心のHTTPステータスコードですが、プラグインに特に設定項目はありません。ただ、メンテナンスモードをアクティブにすると、503コードを返すようになります。便利ですね。

リンク : WordPress › WP Maintenance Mode « WordPress Plugins

ちゃんとしたコードを本当に返しているかどうか一応チェック。何のコードを返しているのかを確認する方法もいくつかあるようですが、Web上で簡単に確認できるサービスがこちら。

リンク : HTTP Status Code Checker — httpstatus.io

 HTTP Status Code Checker screenshot

本当はこのブログも色々イマイチなので手直ししたいんですが、いつになることやらです。

皆さま、良いクリスマスを。

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

4 thoughts to “WordPressサイトのメンテナンス。503コード。”

  1. グリフィン様いいアイディアをありがとうございます。トップページの検索機能は絶対必要ですね。大きめのバーナーは気がつかなかったです。Twenty Elevenにもチャレンジする価値はありますね。又、来年もちょこちょこお伺いさせていただきます。

    1. キャイーンさん、今年はありがとうございました。
      来年もお互い元気に頑張りましょう。
      またよろしくお願いします。

  2. グリフィン様

    ご無沙汰しております。
    ちょうど、私もサイトをリニューアルしていたタイムリーな話題でしたので投稿させていただきました。私のサイトはワードプレスと不動産プラグインのみでテーマをtwentytenで作成しております。サイトの横幅が狭いことと検索ヴィェジットがサイドバーにしか設置できないことに非常に不満があり、一度プロに見積もりをしたところ費用対効果が合わない見積もりになってしまい。今一度、ハウツー本を読破しております。
    スマホ対応にしていきたいと思っておりますが有料不動産プラグインが一番よろしいでしょうか?

    1. キャイーンさん、こんにちは。
      WordPressのデフォルトテーマだと、Twenty Eleven以降はレスポンシブになっているので、スマホ対応を考えるとこれらを使うと良いかも知れません。不動産プラグインの有料テーマも好みに合えばありだとはは思います。デモサイトをスマホ表示してみて満足できそうなら良いのではないでしょうか。
      私はTwenty Fourteen を使っていますが、それなりにCSSの修正は必要でした。この点、Twenty ElevenはTwenty Ten と似ているので扱いやすいかも知れませんね。
      ご存知かとは思うのですが、不動産プラグインでは、物件検索はウィジェット以外だと固定ページでも使えます(http://nendeb.jp/?p=360)。私はトップページに大きめのバナーを置いてそこから検索ページにリンクさせています。
      いずれにしてもスマホ表示に関しては、端末によって見え方が結構違うので、確認が少し手間ですが、やはりもう欠かせない事ではありますね。本当は、スマホで見ている人とPCなどで見ている人とで、サイト内の行動も異なるので、大きく見え方も変えたいところですが、そこまでは手が回らないかなと思います。ただ、会社案内的な部分の充実は必須な気がします。

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