Googleがスマホ対応の有無を検索順位結果に影響させるそうです。

Googleは、サイトのページがスマートフォン表示に最適化されているかどうか(モバイルフレンドリーであるかどうか)を、検索ランキングに影響する要因とすることを発表しました。全世界的に2015年4月21日からの導入を予定しているそうです。

By: Matthew Pearce

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1. 今まではスマホからの検索で「スマホ対応」と表示されるだけだった。

既にスマホからGoogle検索をかけると、スマートフォン表示に対応しているページについては検索結果に「スマホ対応」と出るようになっています(日本では2014年12月から)。

↓ こんな感じ。

Google検索結果にスマホ表示と出てくる図

 

ちなみに、「スマホ対応」の表記は、PCからの検索では出てきません。

この表示は、今まではモバイルユーザーに対して「このページはモバイルフレンドリーですよ」と知らせることで検索のユーザビリティを上げるという趣旨でグーグルからは説明されていました。

参照 : Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために

 

2. これからはモバイルフレンドリーかどうかが検索順位に影響する。

しかし、4月21日からはスマホなどのモバイル端末からのグーグル検索順位にも影響させちゃうみたいです。

PCからの検索順位には影響しないようですし、モバイル対応していないからといって検索結果から消えてしまうことももちろん無いようですが、Googleの発表によると「検索結果に大きな変化を与える」 ということで、かなりインパクトのある変更なのかな、と思います。

参照: Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索結果をもっとモバイル フレンドリーに

いよいよ正式にSEO上の重要な施策としてモバイル対応が必要となるということですね。グーグルへの対応というよりも、ユーザビリティからすれば当然と言えば当然と言えなくもありません。。

 

じゃあどうすれば良いかというと、簡単に言うと「モバイル対応したサイトを作る」ということだそうです。まあ、そりゃそうだ。

↓ このサイトが参考になりました。

参照 : 「スマホ対応」アルゴリズム更新の疑問にGoogle社員が答えた | 海外SEO情報ブログ

これによると、モバイルフレンドリーかどうかが検索順位に影響するのは、モバイル端末からの検索の場合のみで、PCからの検索結果には影響しない模様ではあります。そうであれば理にかなっていますね。

 

3. Google Developers のモバイルフレンドリーテストで確認。

自分のサイトがGoogleに「モバイルフレンドリー」と評価されているかどうかは、Googleの「モバイルフレンドリーテスト」でわかります。

参照 : ウェブマスター向けモバイルガイド(Google)

メニューの「モバイルフレンドリーテスト」で調べたいページのURLを入れると評価結果が出ます。

↓ モバイル対応している場合がこれ。モバイルフレンドリーテスト合格

 

↓ モバイル対応していない場合がこれ。グーグルからダメ出しの嵐です。モバイルフレンドリーテスト不合格

 

4. Google ウエブマスターツールから、「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出」との警告が来る。

実は10日ほど前に、仕事ブログのサイトのGoogle ウエブマスターツールから、「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」という通知が来ました。このサイト、普段はウエブマスターツールなんて見ないんですが、重要な通知はメールが来るように設定しています。

ウエブマスターツールでは、「モバイルユーザビリティ」という項目があり、ここから見るとモバイルユーザービリティ上の問題を細かく見ることができます。

↓ これです。

Googleウエブマスターツールのモバイルユーザービリティ項目

 

ちなみに、現在運用している賃貸サイトの方はモバイルフレンドリーじゃありませんが、ウエブマスターツールから警告は来ていません。たぶんこれから来るんでしょうね。

まあ、警告が来ても来なくても、モバイル対応していない以上、検索結果に影響しちゃうのでしょう…。

 

5. WordPress ならレスポンシブテーマに変えるのが簡単。

その警告が来たブログサイトもWordPressで作っているのですが、シンプルな作りのため、モバイル最適化するのも簡単。

テーマをレスポンシブテーマに変更し、子テーマを作って少しだけCSSを変更。あとは、既に記事に挿入済みのマップとかがレスポンシブになってなかったりするので、そういうのを確認して修正するだけで済みました。約1時間半ぐらいで完了。

※ ちなみに、Googleの評価との関係では、レスポンシブであるかどうか自体は問題ではなく、とにかくモバイル表示にちゃんと対応すれば良いということのようですが、WordPressでサイトを作っているなら、レスポンシブテーマを使うのが手っ取り早いし、運用上も簡単だとは思います。

 

しかし、賃貸サイトの方は、ちょっと手間がかかりそうです。

商売サイトなのに、作成時の自分のスキルの問題がありモバイル対応していないことが気になってはいました。しかし、作業量はそれなりに多くなりますし、稼働中のサイトでもあるので思いきれずズルズルとここまで来てしまいました。

しかし、この1年ぐらいの実際のアクセスを見ると、50%程度がスマホなどからなのは現実。タブレットを含めるとモバイル端末からのアクセスが60%に迫る勢いで、ユーザビリティという点からは大いに問題ありです…。わかっちゃいたんです…。賃貸へのテンションが下がっていることも影響していますが…。

それでもスマホから問い合わせしてくれるお客さんは奇特というべきなのでしょうね…。グーグルがアルゴリズムを変更するおかげでやっと重い腰を上げる気になりました。尻を叩かれている感じでもあります。

 

不動産プラグインを使って作っているサイトなので、テーマをいじるにしても、選べるテーマはある程度限定される感じ(私の能力の問題が大きいですが)。WordPressのデフォルトテーマは現在レスポンシブなのでそれを使う感じになると思います。最新テーマはTwenty Fifteen ですが、最近不動産プラグインを入れて作っているサイトは一つ前のTwenty Fourteen を利用したので、それをそのまま流用、修正して済ませちゃうかも知れません。

時期が時期なので、4月に入ってから作業しようと思います。

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

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