東日本レインズ課金制度の詳細。あまり影響ないのかも?

6月の記事で、東日本レインズ利用が平成28年4月1日から課金制に移行するという記事を書きました(東日本レインズ利用が課金制に。平成28年4月1日から。)が、去る10月1日に、課金制度の詳細が発表されました。遅ればせですが、一応整理しておきます。尚、とりあえず業界の方以外には関係ない話です。

 

By: Austin Kirk

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1. 課金制度開始

平成28年4月1日オンライン時より。

 

2. 課金対象機能(売買・賃貸共通)

(1) プラス課金(原則1件当たり5円)

・物件条件検索

・物件詳細検索

・成約条件検索

・成約詳細検索

・物件図面検索(平成28年4月1日時点は0円でスタート)

・成約図面検索(平成28年4月1日時点は0円でスタート)

・日報検索(平成28年4月1日時点は0円でスタート)

・CSVダウンロード(平成28年4月1日時点は0円でスタート)

(2) マイナス課金(原則1件あたり30円)

・成約登録

・図面登録

 

3. 課金対象件数基準値

上記のように情報の検索・取得に係る機能に関しては有料となるわけですが、その課金対象機能別に件数の基準値を設定し、その設定した件数を超える部分のみが課金対象となります。

(1) 物件条件検索及び物件詳細検索  月間 各3,000回(件)

(2) 成約条件検索及び成約詳細検索  月間 各 300回(件)

 

4. 平成28年4月1日時点での課金基準まとめ

平成28年4月1日の制度開始時点では、下記のような課金制度運用となるようです。

一番右の「件数基準値」を超えた部分からが課金対象となります。

機能単価摘要件数基準値
物件条件検索5円物件の検索1回(最大500件物件表示可能)につき3,000回/月間
物件詳細検索5円物件の詳細表示1件につき3,000件/月間
成約条件検索5円成約物件の検索1回(最大500件物件表示)につき300回/月間
成約詳細検索5円成約物件の詳細表示1件につき300件/月間
物件図面検索0円(※)
成約図面検索0円(※)
日報検索0円(※)
CSVダウンロード0円(※)
成約登録-30円物件の成約登録1件につき
図面登録-30円図面登録1件につき(初回登録時のみ)

※ これらの機能は他の課金対象機能利用の延長として使われるため課金対象となっていないものと思われます。ただ、運用開始後見直しになる可能性もあるかもしれません。

 

詳細は、レインズのHPに告知PDFが掲載されていますので、そちらを。(ようこそ!レインズIP型ホームページへ!

上記を見てみて、現時点での私の理解では、小規模な会社であれば(激しくCSVをダウンロードして自動的にサイトにアップするような会社でない限り)、「件数基準値」内の利用で済むところも多いのではないかと想像されます。

とりあえず、良かったですね。

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

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