焼肉とナンの似合う男。

不動産業と関係のない取りとめもない記事です。先日、以前勤めていた会社の部下たち(男性1人女性1人)と会いました。私が退職してから約1年半以上経ちましたが、彼らもこの度退職し、この機会に会いたいと連絡をくれました。

s-RIMG2930 © by eiko_eiko

 

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人間なので、部下の「かわいさ」にはバラつきがあります。彼らは私にとって特別に「かわいい」部下でした。ただ、感情的な部分で接し方に差を出ないよう意識するあまり、彼らに要求するものは特に厳しくなりがちだったと思います。実際、彼らはとてもよく働きました。たくさん失敗し、たくさん成功しました。そしてとても成長しました。そんな部下たちです。

 

◇◇◇

彼らは口を揃えて、最初、私が怖かった、と言います。全然怖くないのに。部下を怒鳴った事なんて一度もない(会議で机を叩いて「社長!」って叫んだことはあります。ベタなマンガみたい(笑))。

でも、他の部署の人からも、「怖い人」と思われていましたっけ。

普通のサラリーマンには見えない(もちろん悪い意味で)って良く言われましたし、正式な場とか接客の時以外、無茶苦茶言葉遣いも悪いですし、育ちのいい人間ではありません。それも影響したのでしょう。要は、外形的に醸し出す雰囲気。見た目ですね。

加えて、良く言われたのは、「売上に無茶苦茶シビア」という点と「会議などで他の人が言いにくいことを平気で言う」という点。これらも、ちょっと野獣的イメージ(それは言い過ぎ)を強化していたかも(でも、意外にもインテリイメージもあったんですよ、と自己フォロー)。

まあ、実際売り上げにはシビアでしたけれど、ここがシビアじゃないと仕事なんか面白くないよ、と思っていたからですし、他の人が言えないことを言うのは、それ以外に言うべき言葉がなかったからです(私もサラリーマンでしたから、別に平気で言ってるわけじゃありません)。

ただ、言いたいことを言うためには売上が必要、という面があったのも事実です。仕事の進め方だけじゃなくて、職員の待遇とか労務管理とか、いわゆるヤバい事項で言うべきことは山ほどありますが、(本来はそういう性質のものじゃないけれど実際には)数字という武器がないと、言葉を発した途端に秒殺です。

残念ながら会社は道義的な組織ではないし、理性的でもないことも結構あるでしょう。最低限のラインは経済的な合理性だと思うので、いかに数字を作れるか(その結果というよりもそのプロセスを実現すること)が言いたいことを言う担保になると考えていた面は否定できません。でも、その合理性すらなくなってしまうことも会社組織では多々あることですけど…。

とにかく、そんな感じだったので、私の下に配属になると仕事がきつい、というイメージは定評となっていましたし、実際きつかったと思います。

 

◇◇◇

 

久しぶりに会って、2人は少し緊張しているような照れ臭そうな感じでした(笑)。その様子を見ていたら、彼らが新人の頃、ミーティングの際に、私が突っ込みどころ満載の説明の仕方をしているのに、何も言えないでいることを叱った事を思い出しました。

面白くない冗談に愛想笑いするところも叱りました。「面白くないぞ、というメッセージをちゃんと伝えつつ、面白い突っ込み方で場の笑いを取れ」と指導していましたが、無理難題ですね。というかそもそも何の指導なんでしょう。

でも、上司が出してくる無理筋をスルーしない姿勢や手法を身につけるには、いい最初のステップだと思っていたんですけどね。

時には「考えるってことは…本当に考えるってことなんだぞ!」などという、良くわからない「言い方だけやん」というパワフルな指導もありつつ、何度も何度も話し合い、動きまわり、また話し合い、動きまわり…。そこからたくさんの数字が叩き出されました。

彼らは、仕事を「自分の」仕事だと思っていました。それでいて同時に「仕事の上に自分を置かない」という姿勢を貫いていました。私が教えたのではなく、彼らが彼らなりに悩み、苦しみながら、自分のコアを持つようになっていきました。彼らは「強い」社員になりました。そのうち、彼らに伝えた事が、彼らを通して自分にはね返って来ました。

私が退職する頃には、彼らは最も信頼する部下たちであり、全国の事業所の中でも有数の数字を作れる社員になっていました。「面白くないぞ、というメッセージをちゃんと伝えつつ、面白い突っ込み方で場の笑いを取る」という点でも腕を上げていました。

 

◇◇◇

 

本当、取りとめもないですね。甘ったるい意味ではなく、彼らに会って、改めて不動産業開業に向けて気合いが入ったということを書こうとも思ったのですが、それはまたの機会にします。

彼らを含め、元部下の人達は私のとって特別な存在です。それを言葉にして彼らに伝えるつもりは昔も今もありません。そして、退職してから彼らに私から連絡をすることはまずありませんし、このブログの存在ももちろん知らせていません。でも特別な存在です。彼ら自身がどう思っているかは人それぞれだと思いますが、それとは関係なく特別なんです。私が彼らからもらったものについては、いつか別の場所に書きたいと思っています。

 

◇◇◇

 

焼肉を食べながら、2人から「仕事、ハードでしたけど、すごく楽しかったですよ」と改めて言われて、本当、楽しかったなあ、と思い出していたら、男性の元部下から「グリフィン○○(以前の役職名)、焼肉が似合いますねー」って急に言われました。

彼に食べ物が似合うと言われたのは2度目です。1度目は、彼がどうにか私と軽口を叩けるようになった頃、「グリフィン○○、ナンを次々食べるのがほんと似合いますねー」という言葉(食事時間が15分ぐらいしかないのにインドカレーの巨大ナンを3枚おかわりして食べていた時のことです)。

 

私は焼肉とナンが似合う男です。たぶん、そういう見た目なんです。もしも私の実体を想像することがあったら、燃えさかる炎の向こう側で凄い勢いで何かを頬張っている、エスニックな肉食系強面を想像してください。やっぱりちょっと怖いと思います。

 

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griffin

グリフィンです。不動産業もWordPressも関わるようになってまだわずか。それを差し引いてお読みください。コメントはお気軽にどうぞ。

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